今回はSwitchのレール交換修理を承りました。
ジョイコンの認識はこのレールパーツを介して行われております。
しかし、このレールの接点が経年劣化で通電しづらくなってくるのです。
基本的には交換修理で改善されますが、本体側かジョイコン側かで修理内容が変わってきます。
まずはジョイコンを付け直して改善するかどうかを確認します。
ジョイコンを付け直して改善した場合はジョイコン側の問題です。
それでも改善されない場合は本体側の問題と判別できます。
また、接点洗浄等でも改善できる可能性があるので、同時に施工していきます。
今回はジョイコンを付け直して改善しなかったので本体側の修理となります。
分解を開始していきますが基本はネジでの固定のみとなります。
手順を理解していれば非常に容易に進めることが可能です。
まず背面カバーを外していきます。
SDカードスロット下に隠しネジがあります。
背面カバーを外せたら、基板を覆う通称銀板が現れます。
また、これもネジ止めなので外していきます。
ここでやっと基板にたどり着くわけです。
右レールのパーツは、裏返しているので左側にあります。
まずはコネクタを外します。
次に、レールパーツとフレームを固定しているネジを外します。
外れたら交換して元に戻していきます。
また、レールパーツはネジ止め段階で動作確認をします。
問題なければ逆手順で戻せば完了です。
なお、今回の交換自体は10分程でした。
今回は本体側のレールでしたが、ジョイコン側のレールも同じような作業です。
どちらもそこまでお時間の掛かる作業では無いのでご相談下さい。
また、パーツ在庫の兼ね合いもあるので一度お問い合わせ頂ければ取り置きも可能です。
基本的にSwitchシリーズは不具合の出始めで交換修理すれば改善できることが殆どです。
しかし、放置したままにしていると基板まで不具合が及ぶ可能性がございます。
何か不具合があった際はゲームホスピタル関内店へご相談頂ければ幸いです。