今回修理にお持ち込みいただいたのは、Nintendo Switch です。
ゲームをしているとキャラクターが勝手にあらぬ方向へ行ってしまう、という事でお持ち込みいただきました。
このような症状の場合、ほとんどがジョイコンのアナログスティックの故障です。
スティックの補正画面で確認したところ、やはりスティックが勝手に反応してしまっている様子。
それでは修理を開始しましょう。
今回はスイッチ本体ではなく、ジョイコンの修理です。
左右で少しづつ構造が異なっているため、自分で修理にチャレンジする場合は注意しましょう。
ジョイコンを裏返してみるとわかりやすくねじどめされているため、この部分から分解を始めます。
合計4本のネジを取り外すと、背面のパネルを開けることができます。
いくつかケーブルがつながっているため、断線しないように慎重に行いましょう。
バッテリーについている粘着テープを剥がしケースから退けると、その下にもネジがあります。
このネジを3本取り外し、バッテリーケースを持ち上げて基盤を露出させます。
ここまで来れば、あとはスティックを取り外すだけ。
2本のネジと基盤に接続されているケーブルを取りだし、スティックを新しいものと交換します。
ここまで終われば、あとは分解した時と逆の順番で組み立てていきます。
これで修理完了です。
補正画面でしっかりと動作確認するもの忘れずに!
ジョイコンのアナログスティックは、劣化による不具合が起きやすい部分です。
switch系統の修理の中でも、アナログスティックのご依頼件数は最も多いです。
構造上あまり丈夫ではなく、壊れてしまうのは仕方のない部分もあります。
消耗品と認識して使用するのがいいかもしれませんね。
SO